クイズ100人に聞きました

とにかくオレが言いたいのは、「クイズ100人に聞きました」に、
じいさんを出すなって事なんだよ、
家族で出るのはいいんだけどよ、じいさん入れないと5人にならないんだったら
親戚のおじさんでも連れて来いよ、じいさん出すなよ!

なにせ、じいさんは珍回答するだろ、
「サラリーマンを夫に持つ主婦100人に聞きました、答えは6つ
いつも帰宅する時間に夫が帰ってこない、さて、あなたが
真っ先に思いつく、帰ってこない理由は何?」

ピンポーン!

「はい、どうぞ!」





「寄り合い!」





・・・・・・・





そりゃ、どんな無さそうな答えでも「ある!ある!」と叫ぶのがお約束の観客も
「え?・・・・・あ、ある!あるぅ?」と、躊躇しちまうってもんよ
で、まぁ、当然×なんだけどさ、自信満々で元気よく答えたのに
×で、きょとんとしてるじいさんの顔が、全国のお茶の間に放送されるわけだよ
その時、お茶の間では
こういう会話が繰り広げられるんだぜ



「やっぱり、年寄りはダメだな」

「年寄りは、非常識だからな」




と、そんな会話を・・・・・そんな会話を聞いて、いたたまれなくなってる
全国のじいさんの気持ちを考えた事あんのか!TBS!
お前ら、楽天より非情だぞ!


歳をとるとなぁ、記憶力や注意力も散漫になるんだよ、
だから、他の人が、さっき言って×だった答えを
じいさんが、また言ってしまう事もあるんだよ
その時の、関口宏!お前

「それ、さっき言いましたよ」といいながら、能面のような冷めきった顔で
×のフダ渡してるんじゃねぇ!
「あぁ〜、その答え、さっき誰かが言ったみたいですよ、すいませんねぇ〜」
くらい言えっての!
老人をいたわる気持ちが無いのか!
「ある!ある!ある!」とも、なんとも言われず
いきなりブー!のブザーとともに
×のフダを持たされて、きょとんとしてるじいさんの顔が、またお茶の間に流れる
するとまた、全国の家族達が




「やっぱり、年寄りは足手まといだな!」


「ねぇねぇ、ウチが出るときは、お父さんと、お母さんと、お兄ちゃんと、僕と、
それと・・・・・健夫おじさんにお願いしようね!」



とか言う会話を繰り広げるんだよ!


その時じいさんが


「わし、もう寝るわ」

と、言って部屋に行ったのは、寝るためじゃない!泣くためだ!知ってたか!



じいさんを連れた家族でも、運よく勝ち進んで、
トラベルチャンスまでたどり着く事があるが
これがまた悲惨だ!

トラベルチャンスは、全員が1位か、悪くても3位くらいの答えを開けないと
5人全員ハワイは難しい、そんな中、×なんか出した日にゃ
全員ハワイは絶望的である

しかしだ!


やっぱり、じいさんは、ここでも珍回答しちまうんだよ!

関口宏
「へっ、そんな答えがあるわけねーだろ、このボケ老人が!」
とでも、言わんばかりの冷めきった表情で、「トラベルチャ〜ンス」といいやがると
変な機械がパタパタ回って、最後に赤い×が出る

「はぁ〜、こりゃ決まりかな」と
早々に「見送り」の旗をじいさんに持たせる関口宏
この場合、クイズができたできないに関係なく
年配者からハワイに行かせてやるのが
日本人の美徳じゃないのか!

お前は、冷酷・冷徹・冷血の悪魔超人か?


というわけで、「クイズ100人に聞きました」に、じいさんを出してはいけない


まぁ、オレは回答者の中に、じいさんがいたら
「今日の、100人は面白そうだ!」と、わくわくしながら見てたけどな。